2011年12月09日

「行動」には必ず「結果」がついてくる

物理学の世界では自明のことだ。

「作用反作用の法則」によれば、「ある物体が他の物体に力を与える時、ある物体は他の物体から大きさが等しく、逆向きの力を受ける。」

ところが、この法則が自分の人生も支配していることに気づいている人は少ない。

だから、「うまくいけばいい」と願うだけで、何一つ行動を起こさない人が圧倒的なのだ。

つまり、よい結果を得たければ、それにふさわしい行動をとることだ。

ふさわしい行動をとるには、前向きな期待を持つこと、そして、前向きな期待を持つには、信念を持つことだ。

つまり、すべては信念から始まる。



スイスを訪れる観光客の間では、登山が非常に人気がある。

世界的な登山家が登頂するような山を登るのではなく、「標高の高いところをハイキングする」といったほうが正確かもしれない。

早朝にベースキャンプをグループ単位で出発し、山頂を目指すのだ。

そのグループ・ハイキングのガイドに、面白い話を聞いた。

ハイキングでは普通、山を登る途中の休憩所で昼食をとり、最後のきつい登りに備えて休憩をとる。

ここで、頂上まで登らずに暖かく快適な休憩所に残ると言い出す人が必ずでてくる。

彼らは、他の人たちが出発した後は、嬉々としておしゃべりを楽しむ。

まるでパーティーだ。

ところが、日が西に傾く頃になると、窓から頂上を見上げる人が多くなる。

そして、登頂組が戻ってくるまで、みな黙りこんでしまうのだ。

なぜなら、自分がせっかくの機会を逃してしまったことに気づくからだ。

ほとんどの人は、スイスを再び訪れることはない。

頂上に立つ機会はもう二度とめぐってこない。

一生に一度のチャンスを逃がしてしまったのだ。




自分の能力を最大限に活用しないのも、これとよく似ている。

自分の可能性に自信が持てず、せっかくのチャンスがめぐってきても、信念に基づいた行動がとれず、そのチャンスをものにできない。

こんなことをしてはいけない!

自分の人生を思い通りに生きてほしい。

自分の理想の姿を思い浮かべ、「できること」はすべてやり遂げねばならないのだ。


Se2


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Posted by ホーライ at 07:17│Comments(0)人生に対する姿勢
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