2012年01月17日

やりとげる人の法則●心のエネルギーを集中する

1932年のワールドシリーズで、ニューヨーク・ヤンキーズは世界一の座を賭けてシカゴ・カブスと対戦していた。

「事件」は第3戦の5回表に起こる。

突然、ベーブ・ルースが打席をはずし、胸を張って右手の人差し指を外野席の方向に向けたのだ。

そして打席に戻ると、次の球を強打した。

打球は一直線に伸びて、彼が先ほど指さした外野席に飛び込んだ。

今も語り継がれている予告ホームランだ。



この話から学ぶべき教訓がある。

もしベーブ・ルースが打球を外野席に飛ばすつもりでいることを観客にアピールするための外野席を指さしたとしたら、ボールがそこの飛ぶ確率が高まったことは間違いない。

それに心のエネルギーを集中したからだ。

彼は打球が外野席に飛んでいく様子を心の中でイメージしていたのだろう。

もちろん、そうることによって百パーセント成功するという保証はないが、成功の確率が高まったことは確かだ。



イメージトレーニングの効果は、プロのスポーツ選手たちのあいだで昔から知られていた。

彼らは十分な時間もかけて自分の動作を心の中でイメージし、その動作をよりスムーズに実行できるようにしていたのである。

チャンピオンはジムの中で作られるのではない。

チャンピオンは心の奥底にあるビジョンから作られるのだ。



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Posted by ホーライ at 04:25│Comments(0)人生に対する姿勢
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