2011年12月15日

「情熱」こそすべて

自分の能力を十二分に発揮し、夢を次々と実現させていく人は、凡人とどこが違うのか。

リスクをものともせず、常に上を目指して、何がなんでも目標を実現させるのに必要なものは何か?

それは「情熱」だ。




情熱は、ある意味、緻密な計画より重要で、やる気に火をつけ、燃え上がらせる燃料だ。

私はいまだかつて情熱にあふれているのにエネルギーが足りない人など見たことがない。


情熱さえあれば、失敗しても構わない。

何度転んでも関係ない。

「そんなのは無理」と言われても、いくら非難されても、気にとめない。

情熱が燃え盛っている人は、ガムシャラに突っ走って、あらん限りの能力を発揮するだけだ。


情熱があると、人生すべてが生き生きとした活力に満ちてくる。

もちろん才能はますます開発され、得意分野で精力的に活躍するエネルギーが滾々と湧いてくる。

すぐれた能力に恵まれながら消極的な人より、ほどほどの能力ながら情熱的に打ち込む人のほうが成功する確率は圧倒的に高くなる。

情熱的な人はエネルギーが尽きることなくあふれ出し、目標や夢を絶対にあきらめないからだ。


ある研究によると、次のような結果がある。

被験者1500人を20年間追跡調査している。

被験者は、調査開始時に2つのグループに分けられた。

全体の83%を占めるグループAは、そのうちやりたいと思っていることがあるが、今はとりあえず高給の仕事に就く決断をした。

残りの17%に当たるグループBは、まったく逆の理由で職業を選択した。

まず自分のやりたいことを仕事に選び、お金の心配は後でする決断をしたのだ。

その結果、驚くべきことがわかった。



●20年後、被験者1500人のうち、101人が百万ドル以上を稼いだ。

●この101人のうち100人は、すべてやりたいことを仕事にしたグループBに属していた。


「好きこそ、ものの上手なれ」とはうまく言ったもので、見返りがなくても熱中できることを見つけて一所懸命に努力すれば、喜んでお金を払ってくれる人が必ず出てくるものだ。

「仕事ほど面白いものはない。」




●情熱の炎をたぎらせる5つの心がまえ

魂に情熱という火がともれば、不可能は消滅する。

だからこそ、哲学者で、詩人でもあるエマーソンは「世界史上に残る偉業はすべて情熱の勝利だ」と述べている。

能力を開花させる原動力として、情熱にまさるものはない。

そこで情熱の炎をたぎらせる方法を考えてみよう。

(1)心底やりたいことを追いかける

(2)自分の欲望を正々堂々と肯定する

(3)不完全燃焼の生き方と手をきる

(4)凡人を才能人に変える魔法のエネルギー

(5)やる気は必ず伝染する



●(1)心底やりたいことを追いかける

まずは、「自分の好きなこと」に専念すること。

もしくは、自分のやっていることを好きになること。

なぜなら、「好きなこと」をやっている時、人は自然とその世界に没入し、ひたむきに努力できるからだ。

だから、自然にいい成果も上がられる。


「本当はやりたくないこと」に情熱を傾け、大きな成果を上げるのは、まず無理なのだ。

偉業を成し遂げる唯一の道は、心の底から欲することだ。



●(2)自分の欲望を正々堂々と肯定する

二つ目は、自分が心底望むものは何かを明らかにすることだ。

誰でも情熱を心に秘めているが、自分が何に情熱を燃やすことができるのか、発見するための手間をかける人は、非常に少ない。

情熱は意志に働きかけ、「やらなくてはならない」という義務感を「ぜひやりたい」という強い意志に変えてくれる。

人生で何かを成就するには「どれくらい強く欲しているか」が問題になる。

意志の強さは、欲求の強さによって決まる。

是が非でも手に入れたいと思えば、意志の力は後からついてくるものだ。

勝ちたいと思わなければ勝者にはなれない。

チャンピオンは「肉体」ではなく、「精神」によって作り上げられるのだ。



●(3)不完全燃焼の生き方と手をきる!

三つ目は、不完全燃焼な生き方と手をきること。

常に100%の情熱でことに当たっていれば、不思議なくらいエネルギーが湧いてくる。

意欲も自然と高まり、目標までの道のりも楽しみながら進むことができる。

反対に、力を出し惜しみしたり斜にかまえた態度でことに当たったりすれば、目標までの道のりは長く、険しいものになる。


もっとエネルギッシュにやりたいこと、実現したいゴールに向かって突き進んでほしい。

よく、あの人は「覇気がある」とか「覇気がない」という言い方をするが、むしろ「情熱がある」「情熱がない」と言い換えるほうが適切だ。


飛行家チャールズ・リンドバークは「心底やりたいことをやる時ほどワクワクすることはない。飛行機なんかなくても空を飛べそうな気がするくらいだ」と言っている。




●(4)「凡人」を「才人」に変える魔法のエネルギー

情熱の炎をたぎらせるための4つ目の心構えは、何が何でも達成したい「目標」を作ることだ。

目標と情熱が一致した時、「凡人」と「才人」に変えるエネルギーが生まれる。

公民権運動の指導者キング牧師は「たとえ命を投げ出してでも達成したい目標が見つからないなら、生きている意味がない」とまで言っている。

目標が見つかれば、情熱が生まれる。

そして情熱があれば、持って生まれた才能が活性化し、素晴らしい成果を上げられるのだ。




●(5)「やる気」は必ず伝染する


情熱の火をさらに燃やすための5つめの心構えは、自分の「やる気」を周りにも伝染させていくことだ。

宣伝、広報のスペシャリスト、エレノア・ドーンは「自分の心に情熱の炎のない人は、人の心に火をつけることはできない」と述べているが、まさにそのとおりだ。


自分の使命や目標に向けて熱く生きている人というのは、いつ見ても気持ちがいい。

人を指導するには「理性」が必要だが、人をやる気にさせるには「情熱」が必要だ。

歴史上の偉大な指導者や実業家を見ても、情熱の炎が周囲の人に「燃え移った」例はいくらでもある。




  


Posted by ホーライ at 04:50Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月13日

思い込みを少しずつ変えていく

目標を決め、それを達成する過程で多くの人がつまずいてしまうのは、現在の状況と理想のギャップが大きすぎるため、それが本当に可能であると信じられないからだ。

そでは、どうすれば現状から理想へ進むことができるのか。

私は、「思い込みに橋を渡す」というテクニックを用いる。

まず、現在の状況を出発点と考える。

たとえば「私にはお金がない」という思い込みを持っている人は多いだろう。

目標は「経済的な自立」だとしよう。

経済的自立を達成するには、自分にはたくさんお金があると信じなければならない。

このふたつの間に大きな溝がある。

「お金がない」という思い込みから「お金がたくさんある」という思い込みへシフトするのは、グランドキャニオンを飛び越えるようなものだ。


望みをかなえ、新しい現実を作り出すもっと効果的な方法は、思い込みを少しずつ変えていった徐々に目標に近づくことだ。


たとえば、「お金がない」という出発点では、まず「私はサイドビジネスを始めて収入を増やす」と信じることから始める。

もちろん、これは「お金がたくさんある」という理想の状態とは違うが、「お金がない」というネガティブな思い込みよりは進歩しており、目標に近づくきっかけになるだろう。

「現在の現実」が変わり始めたら、理想の結果にさらに近づけるような橋をまたつくる。

それを繰り返していけば、最後には理想と現実が同じになり、欲しいものは何でも手に入るだろう。


本当に、心から変えたいと思っていることを、ひとつあげてみよう。

たとえば、それは体重かもしれない。

あなたの現実はどうだろう?

「私は太り過ぎて体調もよくない」だろうか?

そして、理想は?

「私の体は健康的に引き締まり、気分もいい」だろうか?

そこにたどり着くのは、どう考えても長い道のりだ。

しかし、「私は運動をしている。健康的な食事をしている。そして日を追うごとに健康になっている」という考え方をすることもできる。

もちろん、これではまだ目標に到達できていないが、現状よりは気分がよくなるだろう。

そして気分がよくなれば、目標を達成しようという意欲も湧いてくるはずだ。



【成功への提案】

●目標に遠いからといってあきらめず、少しずつ近づいていこう。





  


Posted by ホーライ at 07:35Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月12日

自分を磨く方法●ビジョンを持つ

ある建築現場で働く三人の石切工がいた。

何をしているのかと聞かれ、彼らは次のように答えた。

第一の男は言った。「これで生計を立てているのさ。」

第二の男は手を休めずに言った。「国で一番の石切の仕事をしているのだ。」

第三の男は目を輝かせて言った。「国で一番の大寺院を建てているのさ。」


まったく同じ作業をしているにもかかわらず、彼ら三人の目的はいずれも違っていた。

第一の男に見えているのは、あくまでも給料である。

彼が過ちを犯すことはないだろう。

しかし、日々同じことを繰り返すばかりで成長はない。



第二の男に見えているのは、石と自分のことだけだ。

専門技術を突き詰めることには熱心でも、現場全体の中で自分の仕事がどのような意味を持つか、現場は最終的にどのような方向を目指すべきかといったことに関しては、目を向けようとはしない。



第三の男に見えているもの、それがビジョンだ。

彼は常に仕事の意味と目的を考えて日々を過ごしている。

ビジョンがあれば、自分の仕事に価値を見出すことができ、また、たとえ目の前の仕事がうまくいかなくても、ビジョンを共有する仲間と力を合わせて乗り越えることだろう。


人生においても、仕事に関しても、ビジョンを持とう。

それが、あなたが物事を成し遂げていくための何よりのエンジンとなる。

さて、あなたが今やっていることは、あなたの、あるいは、あなたのチームのどんなビジョンにつながっているのだろうか?



  


Posted by ホーライ at 06:11Comments(0)仕事に対する姿勢

2011年12月11日

自分を磨く方法●チャンスをつかむ準備をする

成功した人の足跡を見ると、たいてい、その過程で大きな転機となるチャンスをつかんで、ものにしていることがわかる。

そこで、若くして成功した実業家にこれから起業を目指す青年が質問した。

「どうしたら、チャンスをつかめるんですか?」

実業家は答えた。

「常にずっと、それをつかむ努力を続けていることです。」



ひとりの農夫が種をまきにいった。

いくつかの種は道端に落ちた。

すると鳥が来てそれを全部食べてしまった。

いくつかの種は石地に落ち、そこは土が深くなかったので、種は芽を出したものの根をはれずに枯れてしまった。

また、いくつかの種は、いばらの中に落ちた。

すると棘が伸びて種を塞いでしまった。

しかし、そのほかの種はよい土の上に落ちた。

種はやがて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍になった。



これは、至るところにある「真実」に気づくわずかな人が果実を広めていくことのたとえだが、種を「チャンス」と置き換えても十分に真理をついている。

チャンスとは、自分でコントロールできない偶然によるものではなく、努力によって誰にでも手に入れることができるものだ、ということ。

そして、至るところにあるが、それが実を結ぶのは、努力して、よい土を用意していた人のもとにおいてだけであるとういことだ。



もし、あなたが土地を耕しもせず、熟した果実が都合よく天から落ちてくるのを夢想しているのだとしたら、そんなことは一生起こらないだろう。

誰のもとにもチャンスは無数に、必ず訪れる。

遅すぎることはない。

それがやってきたときのために懸命に土を耕し続けよう。



  


Posted by ホーライ at 19:54Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月11日

3秒で夢をかなえる仕事術

たった3秒で人生が大きく変わる。

こういうと、多くの人が、本当だろうかと疑問に思うはずだ。

しかし、「3秒」を意識することで、自分の活動領域を広げ、若い頃抱いた夢を着実に実現している人がいる。

その代表するスキルが「即断即決」することだ。

「この電車に乗ろうか。混んでいるからあとの電車を待とうか」とか「出かけようか。その前にこの用事だけでも片づけておこうか」というように、私たちの人生は決断の連続だ。

この「思考⇒結論⇒行動」の流れをできるだけ早く処理できれば、どうしようかと逡巡している時間が省け、1日の中にゆとりの時間が生まれることになる。



「とにかくやってみる」

こう考えよう。

私から見ると、そう考える人が見込みがある。

上司から仕事がふってきて「ちょっとハードルが高いな」と思える内容であっても、「わかりました」と即答しよう。


保留するぐらいなら、今、決めてしまおう。

じっくり時間をかけても完璧といえるような結果はなかなか出せないものだ。

悩んでいても期日だけが迫り、いい答えが導きだせないケースが多い。

だとすれば、即断即決して即、行動に移し、できるだけ早く相手に結果を提出し、まずい点があればアドバイスなどフィードバックを受けたほうがいい。




  


Posted by ホーライ at 14:06Comments(0)仕事に対する姿勢

2011年12月11日

うまくいっている人の考え方●イヤな人ともうまく付き合う方法

仕事などで止むを得ずイヤな人とつき合わなければならないことがある。

そういう人と多くの時間を共に過ごさなければならないのは腹が立つことかもしれない。

でも、次のように考えれば、イヤな人とつき合うことの悪影響を減らすことができる。


●どれほどイヤな人でも素晴らしい技能と特徴を持っている。

●どんなにイヤな人だと思っても、その人のポジティブな特徴に気づけば、それほどイヤな人だとは思えなくなる。

●誠意のこもった誉め言葉をかければ、相手のあなたに対する態度は改善され、その結果、あなたの相手に対する態度も改善される。


イヤな人とつき合うのが苦手なら、その人の長所に気づいて、それを誉める習慣を身につけよう。

相手の長所をたくさん発見すればするほど、相手をポジティブに見ることがたやすくなる。

相手の長所に注目すれば、相手はあなたの好意を感じ、徐々に心を開いてくれるはずだ。


【成功する方法】

●イヤな人でも長所に目を向ければ、だんだんイヤでなくなっていく。



  


Posted by ホーライ at 13:06Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月09日

常に自分は「特別な人間だ」と思えるような人生を生きる

誰もが一流の人間になりたがっている。

これは人生の真実だ。

この地球上に暮らす人たちは、みな、「ひとかどの人物」になりたいという望みを持って生まれてくる。

身分がどうであれ、出身がどうであれ、私たちは心の奥深くで「自分は特別な人間だ」「ほかの連中とは違うのだ」と信じないではいられない。


人は誰でも、そんな気持ちを抱いて育ってきたはずだ。

小さいころ野球の選手とか女医さんとか、いろんな夢を持っていた。

子どもはみな夢を追いかけて生きている。

子どもが夢を見るのは、息をするのと同じぐらい当たり前のことだ。

ところが、その後はいったいどうなってしまうのだろう?

ひとたび大人になると、どこをどう間違えたのだろう?

これほどまで多くの人が夢を捨てるのはなぜだろう?


それは簡単な話だ。

高校や大学を卒業したとたん、世間という悪意に満ちた大きな手で、横面をピシャリと張り飛ばされてしまうからだ。

将来を約束されて会社に入ってはみたものの、なかなか思うとおりにはいかない。

フラストレーションはたまるばかりだ。



ここであなたに、次の点だけは、はっきりとさせておきたい。

「あなたは、これまでどおりの生活を死ぬまで続けていく必要などないのだ。」

「平凡でありきたりの生き方に甘んじることもないし、他人から失意と絶望を味わされつつ一生をすごしていく必要もない。」


やりたいことが実現でき、なりたい人間になれるという信念など、どこかへ消えてしまった。

今のこの社会には、もはや頼るべきものなど何もないのかもしれない。


しかし!

あなたにはまだ一つだけ、頼みの綱が残されている。

それは自分自身だ。

この人生で勝利を収めたいなら、そこから始めるしかない。

自分自身を信じるところから第一歩を踏み出すしか、道はないのだ。


自分自身を信じることがどれほどの力を与えてくれるか・・・・・・その点をあなたはまずしっかり理解しよう。

自分が他人とは違う人間であり、すぐれた資質や能力に恵まれているのだと信じられれば、それは人生を生きるうえで極めて大きな支えとなる。

実り多い人生を望むなら、子ども時代にそうだったように、もう一度自分を信じてみる必要があるのだ。



  


Posted by ホーライ at 20:35Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月09日

「行動」には必ず「結果」がついてくる

物理学の世界では自明のことだ。

「作用反作用の法則」によれば、「ある物体が他の物体に力を与える時、ある物体は他の物体から大きさが等しく、逆向きの力を受ける。」

ところが、この法則が自分の人生も支配していることに気づいている人は少ない。

だから、「うまくいけばいい」と願うだけで、何一つ行動を起こさない人が圧倒的なのだ。

つまり、よい結果を得たければ、それにふさわしい行動をとることだ。

ふさわしい行動をとるには、前向きな期待を持つこと、そして、前向きな期待を持つには、信念を持つことだ。

つまり、すべては信念から始まる。



スイスを訪れる観光客の間では、登山が非常に人気がある。

世界的な登山家が登頂するような山を登るのではなく、「標高の高いところをハイキングする」といったほうが正確かもしれない。

早朝にベースキャンプをグループ単位で出発し、山頂を目指すのだ。

そのグループ・ハイキングのガイドに、面白い話を聞いた。

ハイキングでは普通、山を登る途中の休憩所で昼食をとり、最後のきつい登りに備えて休憩をとる。

ここで、頂上まで登らずに暖かく快適な休憩所に残ると言い出す人が必ずでてくる。

彼らは、他の人たちが出発した後は、嬉々としておしゃべりを楽しむ。

まるでパーティーだ。

ところが、日が西に傾く頃になると、窓から頂上を見上げる人が多くなる。

そして、登頂組が戻ってくるまで、みな黙りこんでしまうのだ。

なぜなら、自分がせっかくの機会を逃してしまったことに気づくからだ。

ほとんどの人は、スイスを再び訪れることはない。

頂上に立つ機会はもう二度とめぐってこない。

一生に一度のチャンスを逃がしてしまったのだ。




自分の能力を最大限に活用しないのも、これとよく似ている。

自分の可能性に自信が持てず、せっかくのチャンスがめぐってきても、信念に基づいた行動がとれず、そのチャンスをものにできない。

こんなことをしてはいけない!

自分の人生を思い通りに生きてほしい。

自分の理想の姿を思い浮かべ、「できること」はすべてやり遂げねばならないのだ。


Se2
  


Posted by ホーライ at 07:17Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月08日

できないという思い込みを捨てる

思い込みの推進力であり、おそらくは思い込みを決定づける最も強い要素は、ある思い込みを裏付けるために自分で作り上げた根拠だろう。

たとえば、ある人がダイエットに挑戦し、ほんの数グラムしか減量できなかった場合、その人は「自分は体重を減らすことができない」という思い込みを作り上げる。

一度の失敗が、思い込みの根拠となるのだ。

「ほらね。挑戦したけれど、私にはできないんだ」と、彼らは言う。




私は以前、子供向けの素晴らしい本を書いた女性と話をしたことがある。

その本を出版したかどうか私がたずねると、彼女は、出版しようとしたが、どの出版社にも断られたと、答えた。

これは単なる思い込みである。

児童書の出版社に持ち込んだのかと私がたずねると、彼女は確かにそうしたと答えた。

そこで私が「何社ですか?」とたずねると「3社です」と答えた。

彼女はたった3社に断られただけで、どの出版社にも断られると思い込み、あきらめてしまったのだ。

日本には3000社以上の出版社がある。




できないという思い込みを捨てる方法のひとつは、その思い込みの根拠を疑い、望みをかなえる勇気が湧いてくるような、新しい根拠と取り替えることだ。

根拠は椅子の足のようなものだ。

根拠が思い込みを支えている。

足を折れば、椅子は立っていられなくなる。

それと同じように、根拠を崩していけば、思い込みもぐらつくのだ。




子どもの本を書いた女性の場合では、たった3つの出版社から断られても、日本だけで3000社以上の出版社が存在するという事実に気づくだけでよかった。

それがわかっていれば、「どこも自分の本を出したがらない」という思い込みがまったくのナンセンスであるのは明らかだ。

本当の原因は、彼女が本気で取り組まなかったということだ。

彼女は「出版社は他にもたくさんある。私の本を受け入れる出版社もあるはずだ」と考えることもできたはずなのだ。



【成功への提案】

●思い込みの根拠を疑い、新しい根拠と取り換えよう。


(Se1)


  


Posted by ホーライ at 01:55Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月06日

どんな逆境も一発で乗り越える方法。

状況を変えるのではなく、それに対する自分の反応を変える

「状況+反応=結果」だ。

要するに、成功であれ失敗であれ、幸せであれ不幸であれ、私たちが人生で経験する結果はすべて、状況に対する自分の反応の結果だ。

雨が降ってきたとしよう。

それを「うっとおしい」と思うか「うるおう」と思うかで、結果が違ってくる。

だから、もし結果が気に入らないなら、2つの選択肢がある。



★選択肢1:いい結果が出ないことを状況のせいにする

言い換えれば、他の人や物のせいにする、ということだ。

しかし、それが何の役に立つのだろう?

マイケル・ジョーダンは高校時代にバスケットボールのチームに入れなかった状況を克服し、やがて頭角を現してプロの世界で大活躍した。

ヘレン・ケラーは三重苦という状況を乗り越え、社会福祉に尽力して世界中の人々を勇気づけた。

ビル・ゲイツは大学を中退し、資本金がほとんどない状況から出発し、マイクロソフトを立ち上げた。

多くの人が厳しい状況を乗り越えて成功をおさめている。

私たちを限定しているのは、状況ではなく、自分のネガティブな思考と行動なのだ。



★選択肢2:状況に対する自分の反応を変える

これこそ、機会、自由、財産を手に入れる選択肢だ。

どんな状況でも私たちは自分の思考と行動を変えることができる。(絶対に。)

そして、それがあなたのプラスになるのだ。


残念ながら、多くの人は長年の習慣にとらわれて、よく考えずに反応している。

でも、反応の仕方は変えることができる。

すぐにはできないかもしれないが、自分のネガティブな思考と行動に意識を向ければ、できるようになる。


最終的に、決定的要因となるのは、状況ではなく、それに対する私たちの反応だ。


つまり、あなたが人生で経験することは、内面的にも外面的にも、状況に対する自分の反応の結果だということを覚えておこう。

さて、あなたなら、どうしますか?



  


Posted by ホーライ at 20:11Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月06日

働きがいのある人生●他人に貢献した分だけ報酬が与えられる

私たちはみな、衣食住をはじめ、快適に暮らしていくために、さまざまなものを無数の人の力に頼っている。

裏を返せば、私たちは何らかの形で他人に貢献することで暮らしを立て、それによって意義ある人生を送っている。


アメリカには独力で身を立てた大富豪が500万人いる。

その中には想像を絶する境遇の持ち主が含まれる。

アメリカに移住したときは、資金、英語力、教育、知人などを一切持たなかった多くの移民が、やがて経済的に自立を果たす。

これはすべて、上手に人の役に立つ方法を見つけることができたからだ。

同じことがあなたにできないわけがない。


仕事は全て出来高制だ。

私たちは「労働の対価」として、会社から報酬を得ている。

受け取る報酬は、どのような基準でどのように説明されようとも、つまるところは個人が差し出す労働の値打ち、すなわち貢献度によって決まる。

つまり私たちは仕事の結果に応じて報酬を受け取っているのだ。

よりよい結果をたくさん出すことができれば、個人の値打ちが高まり、収入増につながる。

つまるところ、収入を増やす手段はこれしかない。


成功する企業はみな、結果重視の方針を掲げ、競合を上回る顧客サービスの実現に努めている。

実際、大企業の役員たちには顧客サービスに対する「執念」ともいえる姿勢が見受けられる。

社会で最も成功しているのは、顧客や会社など自分の力を必要とする人のために、「我を忘れて」働いている人だ。


「見返りの法則」と「貢献の法則」の両方を実践すれば、どのような願望も達成の道が開けるだろう。

注ぎ込んだものが結果に正確に反映されるのはすでに述べたとおりだが、ありがたいことに、何をどう注ぎこむかはまったくあなた次第だ。

毎日注ぎ込む量を増やしても、誰にも邪魔されることはない。

誰にも気兼ねせずに好きなだけ働き、報酬以上の貢献をすることができる。

上司、同僚、顧客など、仕事で関わるすべての人に誠心誠意尽くせば、自分の仕事に意義と目的が感じられるようになる。

自分は世間の役に立っているのだと実感できる。

得るもの以上のものを差し出し、貢献していると思うと、自信と満足感が湧いてくる。

全力をあげて顧客のために働き、誰よりもすぐれたサービスを心がければ、将来は約束されたも同然だ。

出世も収入も一気に目標に近づくだろう。



【この法則をいますぐ実践する方法】

●自分の本当の顧客をはっきりと見極めよう。

ここでいう顧客とは、あなたが仕事や私生活で欲しいものを手に入れる際に、頼りになるすべてを指す。

何らかの形であなたの力を必要とするすべてが、あなたの顧客だ。

職場であなたの顧客は上司であり、同僚であり、部下である。

彼ら・彼女らはさまざまな形であなたの力を頼りにしている。

あなたに期待しているのはどんなことか、どうすればもっと役に立ってあげられるだろうか、考えよう。


●社外の最も重要な顧客を見極めよう。

今後も取引を継続したい相手、そのためにぜひとも期待に応えねばならない相手は誰かを考える。

現時点で最も重要な顧客と、将来最も重要になるだろう顧客をそれぞれ見極めよう。

ビジネスを続けていくうえでぜひ必要な人に対して、これまで以上に役立つサービスを提供する方法を考えよう。



  


Posted by ホーライ at 07:45Comments(0)仕事に対する姿勢

2011年12月06日

そこにある壁を乗り越える方法

障害を小さくするのではなく、自分を大きくして乗り越える。


「単なる自信」から「人格全体に影響を及ぼす個人的信条」に変わった時、それは「信念」となる。

単なる「思い」から、はるかにレベルアップしたものが「信念」なのだ。

ベンジャミン・フランクリンはこう言った。

「何も期待しない人は幸せだ。なぜなら、絶対失望しないからだ。」



自分の信念に基づき、人生で何かを成し遂げたいと思ったら、失望を恐れないこと。

夢を追いかける道程では、きっと失敗もするだろうし、間違いも犯すだろう。

だが、成功したければ、信念の命ずるままに持てる力を最大限に活用し、頑張り続けるしかない。

言語学者によると、世界中の原始的と言われる20の言語では「信念」と「行動」を意味する単語は同じで、文化が洗練されるにつれて、この2つの言葉を使い分けるようになるという。

そして、この世には2種類の人間がいる。

「何かを成し遂げようと行動を起こす人間」と「ミスを避けようと行動を避ける人間」だ。



エドモンド・ヒラリー卿は、エベレスト登頂に初めて成功した登山家だ。

登頂に成功する前に、ヒラリー卿は別の登山隊の一員として失敗を経験し、隊員のひとりを失っていた。

帰国後、ロンドンで行われた登山隊の慰労会で、ヒラリー卿が公衆を前に挨拶した。

壇上に飾られた大きなエベレストの写真に向き直り、こう宣言した。

「エベレストよ、今回は私たちの負けだ。だが必ず舞い戻って、登頂してみせる。なぜなら、山はこれ以上大きくならないが、私はもっと成長できるからだ。」



困難を乗り越える唯一の方法は「自分には、必ず乗り越えられる」と信じることだ。

障害を小さくして乗り越えるのではない。

自分を大きくして乗り越えるのだ。



  


Posted by ホーライ at 04:52Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月04日

あなたが決意したこと。決意しなかったこと。

私たちは、皆、夢を現実にできるパワーを持っています。

たったひとつの決意が、喜びと悲しみ、成功と貧困、長くゆっくり生きるか早くこの世に別れを告げるかなどを分ける水門を開きます。


あなたの人生の質をあっという間に変える決意をしましょう。

すべての決意は結果につながっていきます。

また、決意しないことすらも、ある意味ではひとつの決意なのです。


あなたが過去に決意したこと、また決意できなかったことで、今日のあなたの人生に強く影響しているものは何ですか?


  


Posted by ホーライ at 18:40Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月03日

多忙なあなたの仕事中毒度チェック

(1)仕事をしていないと不安

仕事の手を休めると罪悪感をおぼえ、数時間でも職場を離れると「音信普通」になっていなか心配になる。そんなことありませんか?


(2)ぎりぎりになるまでやらない

やる気を起こすために、物事を先送りにし、ぎりぎりになるまで手をつけないことが多くありませんか?


(3)「ながら」食事が増えている。

外出のついでに急いで食事をしたり、仕事や運転をしながら食べることがよくあるのでは?


(4)プライベートを犠牲にしている

仕事を終わらせるためや会議に参加するために、家族や友人と過ごす時間を削っていませんか?


(5)プレッシャー中毒になる

自分は「プレッシャーの中でこそ、最高の力を発揮する」と思っていませんか?


(6)ゆとりの時間がない

日常の中で、瞑想、くつろぎ、あるいは気晴らしのための時間がないのでは?

そして、時間の余裕がないことを「人のせい」にしていませんか?


(7)問題を解決することにアイデンティティを感じる

自分の存在する意味や目的があると感じられるのは、問題を解決したときではありませんか?


(8)やりたいことを先送りしている

いつか、自分が本当にやりたいことができるという希望ばかりを追い続けてはいませんか?


(9)順番を待てない

列に並ぶことや待つこが大嫌いでは?


(10)遅刻しがち

スケジュールがいっぱいで、予定のミーティングやイベントによく遅れていませんか?




  


Posted by ホーライ at 18:45Comments(0)仕事に対する姿勢

2011年12月02日

他人に貢献した分だけ報酬が与えられる

私たちはみな、衣食住をはじめ、快適に暮らしていくために、さまざまなものを無数の人の力に頼っている。

裏を返せば、私たちは何らかの形で他人に貢献することで暮らしを立て、それによって意義ある人生を送っている。


アメリカには独力で身を立てた大富豪が500万人いる。

その中には想像を絶する境遇の持ち主が含まれる。

アメリカに移住したときは、資金、英語力、教育、知人などを一切持たなかった多くの移民が、やがて経済的に自立を果たす。

これはすべて、上手に人の役に立つ方法を見つけることができたからだ。

同じことがあなたにできないわけがない。


仕事は全て出来高制だ。

私たちは「労働の対価」として、会社から報酬を得ている。

受け取る報酬は、どのような基準でどのように説明されようとも、つまるところは個人が差し出す労働の値打ち、すなわち貢献度によって決まる。

つまり私たちは仕事の結果に応じて報酬を受け取っているのだ。

よりよい結果をたくさん出すことができれば、個人の値打ちが高まり、収入増につながる。

つまるところ、収入を増やす手段はこれしかない。


成功する企業はみな、結果重視の方針を掲げ、競合を上回る顧客サービスの実現に努めている。

実際、大企業の役員たちには顧客サービスに対する「執念」ともいえる姿勢が見受けられる。

社会で最も成功しているのは、顧客や会社など自分の力を必要とする人のために、「我を忘れて」働いている人だ。


「見返りの法則」と「貢献の法則」の両方を実践すれば、どのような願望も達成の道が開けるだろう。

注ぎ込んだものが結果に正確に反映されるのはすでに述べたとおりだが、ありがたいことに、何をどう注ぎこむかはまったくあなた次第だ。

毎日注ぎ込む量を増やしても、誰にも邪魔されることはない。

誰にも気兼ねせずに好きなだけ働き、報酬以上の貢献をすることができる。

上司、同僚、顧客など、仕事で関わるすべての人に誠心誠意尽くせば、自分の仕事に意義と目的が感じられるようになる。

自分は世間の役に立っているのだと実感できる。

得るもの以上のものを差し出し、貢献していると思うと、自信と満足感が湧いてくる。

全力をあげて顧客のために働き、誰よりもすぐれたサービスを心がければ、将来は約束されたも同然だ。

出世も収入も一気に目標に近づくだろう。



【この法則をいますぐ実践する方法】

●自分の本当の顧客をはっきりと見極めよう。

ここでいう顧客とは、あなたが仕事や私生活で欲しいものを手に入れる際に、頼りになるすべてを指す。

何らかの形であなたの力を必要とするすべてが、あなたの顧客だ。

職場であなたの顧客は上司であり、同僚であり、部下である。

彼ら・彼女らはさまざまな形であなたの力を頼りにしている。

あなたに期待しているのはどんなことか、どうすればもっと役に立ってあげられるだろうか、考えよう。


●社外の最も重要な顧客を見極めよう。

今後も取引を継続したい相手、そのためにぜひとも期待に応えねばならない相手は誰かを考える。

現時点で最も重要な顧客と、将来最も重要になるだろう顧客をそれぞれ見極めよう。

ビジネスを続けていくうえでぜひ必要な人に対して、これまで以上に役立つサービスを提供する方法を考えよう。




  


Posted by ホーライ at 20:38Comments(0)仕事に対する姿勢

2011年12月02日

成功するための心の持ち方●自分と人と比較しない

小さいころに他の子どもと比較されずに育った人は、まずいない。

実際、私たちがよくなることを願っていた人たちは、私たちを他の優れた人と比較してきた。


比較は親や教師といった権威者が好んで使う方法のひとつだ。

どのような特徴を比較するときでも、模範例がいつも準備され、「あの子はお前より勉強ができる」「おまえより素直だ」といったセリフが使われた。


権威者の意図は、私たちを向上させることだったが、このような比較の仕方は最悪だ。

まず、「自分はダメな人間だ」という気分にさせる。

次に、自分の能力に疑問を感じるようになり、劣等感の原因になる。

このふたつの感情のために、私たちはみじめな気分でいっぱいになるのだ。


さらに悪いことに、権威者にこのようなやり方でしつけられた結果、比較する習慣が身についてしまった。

そのために、私たちはいつも自分を他の人たちと比較している。

服装や仕事、収入、家族、マイカー、運動能力など、ありとあらゆる特徴について、私たちは自分を周囲の人々と比べる。


自分より優れていない人と比較すると気分がよくなる。

その反対に、自分より優れている人と比較すると気分が悪くなる。

これで感情のバランスがとれるように思えるかもしれないが、そうではない。

自分を他の人たちと比較する習慣をやめよう。

他のあらゆる悪い習慣と同じで、比較する習慣もやめることができるのだ。


【成功する方法】

●比較はみじめな感情を呼ぶ。

自分を人と比較する習慣はもうやめよう。


  


Posted by ホーライ at 05:44Comments(0)人生に対する姿勢

2011年12月01日

成功する心の持ち方●批判を気にしない

誰かの言葉を耳にしたときに、「自分に向けられた批判だ」と思ったことはないだろうか?

もしあるとすれば、たいていの場合、その原因は、あなたが問題を抱えて精神的に疲れているために極度に傷つきやすくなっていることにある。

今度、誰かの言葉を聞いて「自分に向けられた批判だ」と思ったとき、対象方法はふたつある。

(1)「それは自分に向けられたものではない」と結論をくだす。

(2)それが明らかに自分に向けられたものなら、それを拒絶する


(2)について補足しておこう。

批判されたからといって、それを受け入れる必要はないのだ。

人々はその時の気分しだいで好き勝ってなことを言うものだ。

あなたがそれにいちいち同意する必要はまったくない。


【成功する心の持ち方】

●人の言葉を自分への批判と思う必要はない。

もし批判があったとしても、受け入れる必要はない。



  


Posted by ホーライ at 03:30Comments(0)人生に対する姿勢